MENU
  • ミライノガッコウ
  • ミライノライフスタイル
  • ミライノギモン
  • ミライノサファリ
  • ミライノジンザイ
  • コンタクト
Language
  • English
  • 日本語
Takegawa Lab. - xFuture Lab.
Takegawa Lab. - xFuture Lab.
  • ミライノガッコウ
  • ミライノライフスタイル
  • ミライノギモン
  • ミライノサファリ
  • ミライノジンザイ
  • コンタクト
  • English
  • 日本語
  1. ミライノライフスタイル

ミライノライフスタイル

ごあいさつ

私たちの周りには、無数のモノやサービスが溢れています。しかし、「みんなの困りごとを解決するモノ」や「誰もが使いやすいユニバーサルな製品」は、既に世界中の誰かが作り上げてしまっています。これからの時代のモノづくりでは、「もっと楽しい体験」や「かわいいモノ」といった個々のウォンツ(wants)から始まり、その人にぴったりとフィットするパーソナライズされたモノやサービスが求められるようになるでしょう。

「ミライノライフスタイル」は、これまでにもウォンツを反映させた革新的な研究を進めてきました。例えば、「服を選ぶように顔を変えられるデジタルカメン」や、「オンラインライブでもリアルライブと同じ臨場感を楽しめるワンパーカー」など、個人の欲望を形にしたプロジェクトに取り組んできました。

私たちは、こうしたパーソナルなモノづくりにおいて、「共創」が何よりも重要だと考えています。正解は一つではありません。誰かが喜ぶことで、その瞬間に新しい正解が生まれます。最初は小さな発想かもしれませんが、共創というスパイスを加えることで、アイデアは波紋のように広がり、そこから多様な製品や新しい価値、新しい体験が次々と生まれていきます。

共創は、正解も不正解もないモノづくりの壁を乗り越える力です。その精神を楽しみながら、私たちは新しいライフスタイルを切り開いていきます。それが「ミライノライフスタイル」の原点です。

公立はこだて未来大学 教授 竹川 佳成

4つのカテゴリ

(詳細はサムネイルをクリック)
広告ブロッカーを使用している場合、正しく表示されない可能性がございます


ファッション

着るピアノと光るピアノ
ピアニストのための新表現・新体験
PerformEyebrow
感情をわかりやすく伝えるための
眉毛の形状変化装置
デジタルカメン
服を着替えるように顔を着替える
Re: デジタルカメン
コエチェン
七色の声へ瞬時に変声⁉

趣味

エアスティックドラム
リアルとバーチャルのハイブリットドラム
ユニット楽器
ブロックのように組み替えられる楽器
OneParka
おうちにいながらも音楽ライブの
会場の興奮を共有できる
BrainOneParka
脳波×振動で、みんなの熱狂をシェアするパーカ
トリコレ
スノボのためのSNS!
トリック&コレクション
MusicalTyping
音を奏でながら文字が入力できる楽器
モバイルクラヴィーア
オンライン授業における満足度向上への挑戦

撮影・配信

ポケレポGO
持ち歩けるテレビ局
AI撮りデスセブン
複数のカメラを操る
「スイッチング」
エンムスビ
オンラインの立ち話に
花を咲かせましょう
トランプレイ
変幻自在!?くねくね曲がる便利なディスプレイ

生活

ウェアラブルプロジェクタ
いつでもどこでもプロジェクションマッピング
ダイエットフィルタ
美味しく食べながらダイエットができるフィルタ
声量コントローラー
声のボリュームダイアル

© Future University Hakodate, Takegawa Laboratory, All Rights Reserved.

BrainOneParka



脳波×振動で、みんなの熱狂をシェアするパーカ
Brain One Parka は、オンラインやVRライブの一体感を高める次世代型パーカです。従来の ONE Parkaの技術を活用しつつ、脳波センサーを搭載し、ユーザーの脳波をリアルタイムで解析します。その解析結果から盛り上がりの度合いを推定し、他の視聴者の感情の高まりを振動として共有します。これにより、ライブの熱狂を身体で感じながら、まるで会場にいるかのような臨場感を体験できます。ONE Parka では未実装だった脳波解析によるリアルタイムフィードバックを導入し、観客同士の一体感をさらに強化しました。Brain One Parka なら、どこにいても「みんなと一緒にライブを楽しんでいる」感覚を味わえます。Brain One Parka で、一人でいても、みんなとつながるライブを楽しみましょう。

業績
森 遥菜 , 松井 遼太 , 柳沢 豊 , 竹川 佳成 , 平田 圭二, “VRライブの一体感向上を目的とした脳波情報に基づくリアルタイム振動フィードバック機能をもつ没入度共有システムの提案,” 情報処理学会 デジタルコンテンツクリエーション研究会, 2024-DCC-37, No. 2, pp. 1–8 (2024年5月).

声量コントローラー


 


声のボリュームダイアル
人間は、自分の耳で聞いた自分の声の大きさから、自分の声がどれだけ周りに届いているのかを判断します。そこで聞こえた自分の声が小さければ大きく話そうと調整し、大きすぎれば小さい声で話すように調整します。実際に相手の耳でどのように聞こえているかはわからないため、自分の声で判断しています。
声量コントローラーは、「声のボリュームダイヤル」を調整することで声の大きさを変えてしまう装置です。マイクから声を取り込んで、耳に届く声の大きさを変化させることでコントロールします。声のボリュームダイヤルを回すことで、ヘッドホンから聞こえる自分の声の大きさが変わるので、その人の声の大きさをコントロールすることができます。声の大きさが目で見えるように、声のボリュームモニターに自分の声量が表示されます。

業績
竹川佳成, 原 史也, 平田圭二, “声量制御のためのホワイトノイズ手法と音声フィードバック手法,” 情報処理学会論文誌, Vol. 61, No. 6, pp. 1210–1215 (2020年6月).
野口紅葉, 竹川佳成, 平田圭二,“Pseudo Human Sense in the Loop:聴衆の視覚の疑似フィードバックによるプレゼンテーション支援方法,” 情報処理学会論文誌, Vol. 63, No. 7, pp. 1345–1351 (2022年7月).
Hara, F., Takegawa, Y., and Hirata, K., “Design and Implementation of a Voice Feedback Device for VoiceLoudness Control,” Proceeding of International Conference on Entertainment Computing (ICEC2017), pp. 76–82 (Sept. 2017).
Noguchi, K., Takegawa, Y., and Hirata, K., “Pseudo Human Sense in the Loop: Proposal of a Presentation Support Method by Pseudo Feedback of Audience Sense,” Proceedings of the 23rd International Conference on Human-Computer Interaction (HCII2021), pp. 389–407 (July 2021).

MusicalTyping



音を奏でながら文字が入力できる楽器
MusicalTypingは、ピアノの鍵盤を使って文字入力ができます。
しかし、音と文字を組み合わせるときに「ド」の音は「a」で、「レ」の音を出すと「i」が入力されるなど、ただ鍵盤に文字を一文字ずつ設定すると、曲を演奏しているようには聞こえず不協和音になってしまう可能性があります。また、鍵盤の数も全く足りません。そこでMusicalTypingは、入力したい文を演奏する際に、曲を奏でているように聞こえるアルゴリズムを提案しました。左領域は左手で伴奏を行い、右領域は右手で文字が指定された鍵を操作することで、文字を打つためのバラバラな音楽ではなく1つの曲を奏でているように聞こえます。また、文字の入力は一音目には母音、二音目を弾く時には子音が入力されるように設定されています。例えば、「ドミ」「レ♯ミ」と演奏すると、「お」「と」と画面に文字が入力されます。そうすることで少ない鍵盤数でも、演奏をしているように文字が入力できます。退屈なパソコン作業もMusicalTypingを使うことで、演奏しているように楽しく文字入力ができます。

業績

竹川佳成, 寺田 努, 塚本昌彦, 西尾章治郎, “TEMPEST: 音楽的表現が可能な文字入力システム,” 芸術科学会論文誌, Vol. 6, No. 2, pp. 88–97 (2007年7月).

 

竹川佳成, 寺田 努, 西尾章治郎, “鍵盤奏者のための小型鍵盤を用いた文字入力インタフェースの構築,” 情報処理学会論文誌, Vol. 50, No. 3, pp. 1122–1132 (2009年3月).

 

Takegawa, Y., Terada, T., and Nishio, S., “TEMPEST: A Text Input System for Musical Performers,” Proceeding of International Conference on Entertainment Computing (ICEC2006), pp. 322–325 (Sept. 2006).

 

Takegawa, Y., Terada, T., and Nishio, S., “A Text Input Interface using a Portable Clavier for Pianists,” Proceeding of IEEE International Symposium on Wearable Computers (ISWC2007), pp. 99–102, (Oct. 2007).

モバイルクラヴィーア



少ない鍵盤数で奏でる七色のハーモニー
楽器演奏者は、いつでもどこでも自分の演奏をたくさんの人に披露したい気持ちがあります。ですが、通常の鍵盤楽器は大きく重たいため、持ち歩くことはむずかしいです。かといって、小型の鍵盤楽器では鳴らせる音の幅が狭いため弾けない音があり、演奏が満足にできません。そんなときに、持ち運び可能でどんな曲も奏でられるモバイルクラヴィーアは活躍します。白鍵15鍵、黒鍵12鍵の小さな鍵盤楽器ですが、弾きたい音を足元にあるペダルの操作によって、音域を変えながら演奏することで演奏音域が3オクターブあるトルコ行進曲も弾くことができます。また、演奏者が演奏しやすいように左手と右手で弾く範囲がLEDの光り方で分かれているため迷わずに演奏できます。これからのモバイルクラヴィーアは、日々進化しているAIとコラボさせることで、足場の操作が必要なくなると考えられます。未来の演奏者は、モバイルクラヴィーアによって今までよりもたくさんの場所で、たくさんの人たちに満足のいく自分の演奏を届けられることでしょう。

業績

竹川佳成, 寺田 努, 塚本昌彦, 西尾章治郎, “追加黒鍵をもつ小型鍵盤楽器モバイルクラヴィーアIIの設計と実装,” 情報処理学会論文誌, Vol. 46, No. 12, pp. 3163–3174 (2005年12月).

 

Takegawa, Y., Terada, T., Tsukamoto, M., and Nishio, S., “Mobile Clavier: New Music Keyboard for Flexible Key Transpose,” Proceeding of International Conference on New Interfaces for Musical Expression (NIME2007), pp. 82–87 (June 2007).

ダイエットフィルタ




美味しく食べながらダイエットができるフィルタ
ごはんやお菓子を食べてすぎてしまうと体重が気になって、ついついダイエットを始めがちです。しかし、食欲を抑えつつ運動や食事制限を長期的に行うことはむずかしく、リバウンド(ダイエット後にダイエット前の体重に戻ってしまうこと)してしまうケースが多く見られます。そこで、ダイエットフィルターが活躍します。ライスが青く見えると食欲が減衰するという効果はよく知られています。ただ、これだと美味しく食べられません。ダイエットフィルターは、ライスを食べるにつれ、少しずつ青色フィルタが濃くなってきます。これにより、ライスを噛む回数が増え、お替りを抑制する効果があります。また、今、何を食べているのかというのを自動的に認識し、野菜など健康に貢献する食材にはフィルターをかけなかったり、むしろ食欲を増進するフィルターをかけます。ダイエットフィルターを使用することで、本来の食べ物の味を楽しみつつ食欲を抑えられるので、健康管理とリバウンド防止の両立を実現します。



外部メディア掲載
食べ物をARで青色にしたら食欲は減る? 公立はこだて未来大が検証

業績
村井大輝, 竹川佳成, 寺井あすか, 平田圭二,“シースルー型HMDを用いた食べ物への動的な映像効果重畳による食欲減衰手法の提案,” 情報処理学会 エンタテインメントコンピューティング研究会, 2022-EC-64, No. 8, pp. 1–3 (2022年6月). (ACE2012), pp. 384–397 (Nov. 2012).

トランプレイ




変幻自在!?くねくね曲がる便利なディスプレイ
トランプレイは、形や曲がる方向を自由に変えられるディスプレイです。S字やV字、Λ字、平面などに形を変えることで、ディスプレイに映っているアバターの視線や感情がユーザに伝わりやすくなります。例えば、トランプレイの周囲にいる人数に合わせて、ディスプレイの形を変えることでアバターの視線に対する印象が変わります。トランプレイの周囲に1人しかいないときは、ディスプレイの形状をΛ字にして、アバターと目がしっかり合い、自分だけがそのアバターと話しているように感じられます。一方、トランプレイの周囲に複数の人がいるときは、V字に変形して、周囲にいるユーザ全員に向かって話しているようになります。その他にも、ディスプレイをリアルタイムに動かしてお辞儀をさせたり、ふんぞり返ったりさせることで、アバターの感情を効果的に再現できます。

業績
笹 和輝, 竹川佳成, 平田圭二, “Tranplay:サーボモータを用いたフレキシブルディスプレイ形状制御デバイスの提案,” 情報処理学会 デジタルコンテンツクリエーション研究会, 2024-DCC-37, No. 1, pp. 1–8 (2024年5月).

Re: デジタルカメン



コエチェン



OneParka




おうちにいながらも音楽ライブの会場の興奮を共有できる
ONE Parkaはオンラインライブ参加者の一体感を高められるパーカです。オンラインライブでは、実際のライブ特有のノリや盛り上がりなどが、ライブ参加者同士で共有できないためライブならではの一体感を感じることができません。その問題を解消するのがONE Parkaです。ONE Parkaはパーカの中に、小型で振動を加えて共鳴させることで音を鳴らす性質を持つ伝振動スピーカーが仕込まれていて、ライブの音楽に合わせて振動します。また、パーカ着用者の心拍や表情、発汗や動きで盛り上がりの度合いを計測し、盛り上がり度に比例してパーカの振動の強さが変化します。ONE Parkaを使用することで、ライブ参加者同士がお互いの盛り上がりを共有できるので、実際のライブでの一体感がオンラインライブで体験できます。

業績
安保友香梨, 松井遼太, 柳沢 豊, 竹川佳成, 平田圭二, “ONE Parka:オンラインライブパフォーマンス視聴のための一体感を促進する衣服型ウェアラブルデバイスの設計と実装,” 情報処理学会論文誌 デジタルコンテンツ, Vol. 12, No. 1, pp. 18–28 (2024年2月).
Anbo, Y., Imai, R., Matsui, R., Yanagisawa, Y., Takegawa, Y., and Hirata, K., “A Clothing-Type Wearable Device that Promotes a Sense of Unity for Viewers of Online Live Performances,” In Proceedings of the 25th HCI International Conference (HCII ’23), pp. 209-–224 (July, 2023).

エンムスビ




オンラインの立ち話に花を咲かせましょう
エンムスビは、離れた場所にいる相手と井戸端会議(世間話)をオンラインで気軽にできる装置です。エンムスビの最大の特徴である360度を映すカメラと円柱型のディスプレイによって、1対1の会話だけでなく、複数のグループが同時に会話を行うことが可能です。1つのエンムスビに、マイクとスピーカーが四方向に付いているので、実際に会話をしているときには、自分が話している相手以外の声は聞こえにくくなります。そのため、複数人で同時に会話を行っても会話の内容が混ざってしまう心配がありません。また、他のグループが何を話しているのかかすかに聞こえるので、他のグループの会話に参加してみんなで話すといったこともできます。

業績
中村颯流, 竹川佳成, 平田圭二, “エンムスビ:複数グループの独立した会話を実現する2拠点間ハイブリッド井戸端会議システムの提案,” 情報処理学会 ヒューマンコンピュータインタラクション研究会, 2023-HCI-202, No. 15, pp. 1–8 (2023年3月).

PerformEyebrow




形が変化する喜怒哀楽まゆげ
PerformEyebrowは使用者の眉毛の上につける人工まゆげであり、熱の伝わりによって眉毛の形を変化させて、使用者の喜怒哀楽を表現します。眉毛の形は、表情の印象に大きく影響します。よって、眉毛の変化を大きくすることで相手に自分の感情を分かりやすく伝えられます。また、マスクをした状態で見えている顔のパーツは限られていることから、PerformEyebrowによる眉毛の変化は、マスクを必要とする状況でも相手に自分の感情を伝えやすくなります。

業績
増井元康, 竹川佳成, 新田野乃華, 徳田雄嵩, 杉浦裕太, 正井克俊, 平田圭二, “PerformEyebrow:装着者の感情表現を拡張できる人工眉毛形状制御デバイス,” 情報処理学会論文誌, Vol. 62, No. 11, pp. 1817-1828 (2021年11月).
Masui, M., Takegawa, Y., Nonoka N., Tokuda, Y., Sugiura, Y., Masai, K., and Hirata, K., “PerformEyebrow: Design and Implementation of an Artificial Eyebrow Device Enabling Augmented Facial Expression,” Proceedings of the 23rd International Conference on Human-Computer Interaction (HCII2021), pp. 584–597 (July 2021).

トリコレ




スノボのためのSNS!トリック&コレクション
トリコレは、技(トリック)に挑むスノーボーダーのためのSNSです。自作したトリックをSNS上にいるスノーボーダーと共有できます。また、ボードに搭載したセンサで、トリックができたかどうか自動で判定します。自作したトリックや他者が作ったトリックに挑み、トリックをマスターすれば、バッジ(称号)が与えられます。トリコレスノーボーダーはトリックのコレクションを楽しみ、トリックのスキルを高め、世界のトリコレスノーボーダーとトリックでつながります。

業績
杉本歩基, 安井重哉, 竹川佳成, “スノーボーダのためのセンサデータに基づく技の収集支援システムの提案,” エンタテインメントコンピューティングシンポジウム2015論文集, pp. 148–153 (2015年9月).
“スノーボードの技アプリで判定,” 北海道新聞 20面 (2022年1月4日).

ウェアラブルプロジェクタ



いつでもどこでもプロジェクションマッピング
プロジェクタは重くて大きいものというのは一昔前のことです。手のひらサイズのプロジェクタはすでに販売されています。プロジェクタは小さく安価になっていくことでしょう。ウェアラブルプロジェクタは装着型プロジェクタで、手首・肩・腰などさまざまな身体の部位に装着でき、いつでもどこでも壁や床といったいろんな場所に情報を出せます。また、歩いているときでも安定して映像を出せるので、例えば、友達と知らない街を散策しているときに地図を一緒に見たり、歩きながらゲームをしたりとかいろんな使い方ができますね。

業績
太田脩平, 竹川佳成, 寺田 努, 塚本昌彦, “投影映像の視認性を考慮した装着型プロジェクタの装着位置選択手法の提案,” 情報処理学会研究報告, Vol. 2010-HCI-138, No. 9, pp. 1–8 (2010年5月).
Ota, S., Takegawa, Y., Terada, T., and Tsukamoto, M., “A Method for Wearable Projector Selection that Considers the Viewability of Projected Images,” Proceeding of the 7th International Conference on Advances in Computer Entertainment Technology (ACE 2010), Vol. 8, No. 3, Article 17, pp. 1–6 (Nov. 2010).

AI 撮りデスセブン




複数のカメラを操る「スイッチング」
テレビのライブ中継では、たくさんのカメラを使って映像を撮りながら、状況に合わせて最適なカメラの映像を選びながら配信映像を決めています。その映像切替の作業を「スイッチング」といいます。これはプロの「スイッチャー」と呼ばれる人達が自分の経験やノウハウをもとに行う作業で、素人にはとてもむずかしい作業です。しかし、この工程があるおかげでライブ中継でも視聴者にわかりやすい映像になっています。
AI 撮りデスセブンとは、スイッチング支援システムの名称です。本来は素人には難しい「スイッチング」を支援するシステムです。スイッチングの熟練者は、映像の出来事(イベント)を手がかりとして映像の選択・切替を行っているという調査結果をえました。AI 撮りデスセブンでは、イベントを自動検出する機能や、初心者でも簡単に操作できるイベントベースなインタフェースを提供することで、だれでも簡単に最適な映像を配信することができます。

業績
竹川佳成, 松村耕平, 船木綾香, 遠藤史央里, 平田圭二, 五十嵐健夫, “登壇発表におけるライブ中継のためのスイッチング支援システムの構築,” インタラクティブシステムとソフトウェアXXVI: 日本ソフトウェア科学会 WISS2018, pp. 1–6 (2018年9月).
Endo, S., Takegawa, Y., Funaki, A., Matsumura, K., Hirata, K., and Igarashi, T., “Construction of a Switching Support System for Live Broadcast of Oral Presentation,” Journal of Information Processing, Vol. 62, No. 3, pp. 1–9 (Mar. 2021).

ポケレポGO








持ち歩けるテレビ局
テレビ番組などの映像を作るにはたくさんの人と時間が必要です。どんな映像を撮るのか、何を撮るのか、どう見せるのかを決める編集会議に始まり、撮影のための下調べや準備、撮影、編集、さらにコメントを重ねるならばスタジオ収録も必要になります。また撮影には、色々な機材や指揮を撮る人、カメラを回す人、音声を撮る人など、多くの物と人が必要になります。ポケレポ GO はそんな映像制作を一人でこなすための道具です。ポケレポGO 一つで映像の撮影と編集が一度にできます。まうことも夢ではありません。50 年後や100 年後の未来に広く使われている楽器は,楽器のことを熟知した専門家ではなく、子どもたちや演奏経験のない人たちがなにげなくデザインした楽器になっているのかもしれません。

業績
竹川佳成, 松村耕平, “ポケレポGO:ワンマンライブレポートシステムの設計と実装および評価,” コンピュータソフトウェア(日本ソフトウェア科学会論文誌), Vol. 35, No. 2, pp. 95–108 (2018年5月).
Matsumura, K. and Takegawa, Y., “Reporting Solo: A Design of Supporting System for Solo Live Reporting,” Proceeding of ACM SIGCHI International Conference on Advances in Computer Entertainment Technology (ACE2016), pp. 1–7 (Nov. 2016).
Takegawa, Y., Matsumura, K., and Manabe, H. “PokeRepo Go++: One-man Live Reporting System with a Commentator Function,’’ Proceedings of the 2019 ACM International Conference on Interactive Experiences for TV and Online Video (TVX ’19). Association for Computing Machinery, New York, NY, USA, pp. 230-–238 (June 2019).

ユニット楽器




ブロックのように組み替えられる楽器

アコースティック楽器は音の高さや音の強さ、音の長さや音色などを演奏の仕方で変化させることで音楽を奏でます。一方、電子楽器はアコースティック楽器の演奏方法を真似してセンサやボタンで音の高さや音の強さ、音の長さや音色などを入力し、コンピュータがその信号を解釈して音を鳴らします。Unit Instruments では様々な電子楽器の入力部分を要素ごとに分解したものを「ユニット」と呼びます。このユニットの組み合わせを変化させることで、ギターとピアノが組み合わさったような楽器や鍵盤の数が多いピアノなど、新しい演奏方法を持つ電子楽器を作ることができます。

業績
竹川佳成, 寺田 努, 西尾章治郎, “さまざまな演奏スタイルに適応可能な電子鍵盤楽器UnitKeyboardの設計と実装,” コンピュータソフトウェア(日本ソフトウェア科学会論文誌) インタラクティブとソフトウェア特集, Vol. 26, No. 1, pp. 38–50 (2009年1月).
丸山裕太郎, 竹川佳成, 寺田 努, 塚本昌彦, “UnitInstruments: 楽器の機能要素を再構築可能なユニット型電子楽器の設計と実装,” コンピュータソフトウェア(日本ソフトウェア科学会論文誌)インタラクティブとソフトウェア特集, Vol. 28, No. 2, pp. 193–201 (2011年5月).
Takegawa, Y., Terada, T., and Tsukamoto, T., “UnitKeyboard: An Easily Configurable Compact Clavier,” Proceeding of International Conference on New Interfaces for Musical Expression (NIME2008), pp. 289–292, (June 2008).
Maruyama, Y., Takegawa, Y., Terada, T., and Tsukamoto, M., “UnitInstrument: Easy Configurable Musical Instruments,” Proceeding of International Conference on New Interfaces for Musical Expression (NIME2010), pp. 7–12 (June 2010).

エアスティックドラム





リアルとバーチャルのハイブリッド・ドラム
様々な場所へ出掛けて演奏をしようとしたときに、ドラムセットは大きく、重たいため大変です。スティックにセンサを付けてエアドラムのように演奏できる電子ドラムを使えば、どこにでも出掛けて行って演奏することができます。しかし、ドラムには打面があるからこその演奏方法がたくさんあるため、この方法ではどんな曲でも自由に演奏できるというわけにはいきません。そこで、ドラムセットでよく使う楽器のみ打面を用意し、あまり使われない楽器はエアドラムのように演奏できるAirstic Drum の登場です。Airstic Drum はどこにでも簡単に持っていけて質の高いパフォーマンスが可能な、リアルとバーチャルのハイブリッド・ドラムなのです。

業績
菅家浩之, 竹川佳成, 寺田 努, 塚本昌彦, “Airstic Drum:実ドラムと仮想ドラムを統合するためのドラムスティックの構築,” 情報処理学会論文誌, Vol. 54, No. 4, pp. 1393–1401 (2013年4月).
Kanke, H., Takegawa, Y., T., Terada, T., and Tsukamoto, M., “Airstic Drum: A Drumstick for Integration of Real and Virtual Drums,” Proceeding of ACM SIGCHI International Conference on Advances in Computer Entertainment Technology (ACE2012), pp. 57–69 (Nov. 2012).

デジタルカメン






服を着替えるように顔を着替える
デジタルカメンにはディスプレイ、カメラ、マイクがついています。デジタルカメンをつけた人側のディスプレイには、話し相手の顔が映し出されます。話し相手側のディスプレイは、デジタルカメンをつけた人の顔がアバター(キャラクター)に変えられて表示されます。この時、マスクをつけている人の目線や表情もアバターに反映されます。また、ボイスチェンジ機能も付いているので、アバターに合わせた声に変えることで、よりそのアバターになりきることができます。

業績
竹川佳成, 徳田雄嵩, 梅澤章乃, 鈴木克洋, 杉浦裕太, 正井克俊, 杉本麻樹, ディエゴ マルティネス プラセンシア, スリラム スブラマニアン, 平田圭二, “組込型光センサアレイを用いた近接表情認識機能を持つデジタルカメンの設計と実装,” 情報処理学会論文誌, Vol. 64, No. 2, pp. 417–429 (2023年2月).
Takegawa, Y., Tokuda, Y., Umezawa, A., Suzuki, K., Masai, K., Sugiura, Y., Sugimoto, M., Plasencia, M. D., Subramanian, S., and Hirata, K., “Digital Full-Face Mask Display with Expression Recognition using Embedded Photo Reflective Sensor Arrays,” Proceedings of the 2020 IEEE International Symposium on Mixed and Augmented Reality (ISMAR), pp. 101–108 (Nov. 2020).

着るピアノと光るピアノ





ピアニストのための新表現・新体験

着るピアノは、ピアノがワンピースにデザインとしてあしらわれているだけではありません。本当に鍵盤から音がでます。光るピアノは、着るピアノの演奏にあわせて、ドレスがファッショナブルに光ります。日常生活を音楽で彩るそんな未来もアリじゃないでしょうか?!

業績
竹川佳成, 宮前雅一, 岸野泰恵, 塚本昌彦, 大江瑞子, 西尾章治郎, “着るピアノ : 鍵盤楽器と連携したウェアラブルファッション,” エンターテインメントコンピューティング2005論文集, pp. 59–63 (2005年9月).
Takegawa, Y., Tsukamoto, M., Oe, M., and Nishio, S., “Wearable Piano: Realizing Wearable Fashion Collaborating with Piano,” Proceeding of IEEE International Symposium on Wearable Computers (ISWC 2005), Demonstration (Business Innovation Center Osaka, Osaka, Oct. 2005).