ごあいさつ
AI、SNS、スマホ、ロボットなど、情報技術が私たちの生活にナチュラルに組み込まれた社会になりました。これらの技術の普及に伴い、私たちの生活も大きく変わりました。この変化は止まることなく、今後ますます広がります。センサ技術を使えば、私たちの日常の出来事を正確に捉え、将来の出来事を予測することができます。薄くて柔軟なディスプレイが普及し、情報をどこでも表示できるようになります。また、コンピュータはますます小型軽量化します。
では、将来のライフスタイルはどうなるでしょうか?よりよいライフスタイルを築くために何が重要なのでしょうか?
私は、「パーソナライズ」と「共創」が鍵だと考えます。情報技術がしなやかにゆるやかに私たちの日常に融けていくにつれ、より個人の状況に合った解決策が提案されるでしょう。みんなの困りごとに対して、みんなが使いやすいユニバーサルデザインを提案することも大事ですが、今後は、ある特定の個人の強烈なエゴ(わがまま)を対象として、その当事者にものすごくカチッとはまるパーソナルなデザインが大事になってくると思います。このパーソナルデザインをうまくやる上で、当事者と作り手の共創が重要です。当事者のエゴ(わがまま)に共感し、当事者の価値観を理解し、当事者を積極的に巻き込みながら、製品やサービスを共創していきます。時には、新たな価値そのものを共創することもあるでしょう。
ミライノライフスタイルにおける作品は、誰かのエゴ(わがまま)を中心に生み出されたものばかりです。あなたのエゴ(わがまま)がミライをつくる!
公立はこだて未来大学 教授 竹川 佳成
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